催眠療法とは
催眠療法という治療法を耳にする機会も多いかと思いますが、催眠療法とはいったいどのようなものなのでしょうか? 催眠療法とは、おもに心の病気や、精神的な影響で身体の不調を訴える人などに、催眠術を使っておこなわれる治療のことをいいます。
催眠療法は、医療行為をともなうものでなければ、医師の国家資格を持っていない人でも行うことができます。
また、催眠療法を行うには、特別な資格は必要としないことから、病院だけではなく催眠療法を行う民間施設もたくさんあります。
催眠療法に関する資格は、日本催眠医学心理学会や日本臨床催眠学会などの認可資格のみで、国家資格はありません。
催眠療法は、心療内科や精神科などで用いられることが多く、催眠術を使って、患者の深層心理を探るものです。
催眠療法を用いることで、本人も記憶の片隅に押しやって思い出せないようなことも、引き出すことができます。
そして、そうやって引き出された記憶の中に、病気やトラウマなどを治療する鍵となるものが見つかることもあります。
また、催眠療法では、催眠状態にあるときに、暗示をかけ、治療を行うこともあります。
たとえば、高所恐怖症や閉所恐怖症などの場合、催眠状態時に、高いところや狭いところなど、その人が苦手なものに対する恐怖心や苦手意識を取り除くような暗示をかけます。
こういった暗示は、1度で効果が出る人もいれば、数回で効果が出る人もいるそうで、暗示のかかりやすさなどによって、個人差があるといわれています。